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授乳が気持ち悪い?不快な気持ちの原因と対策 不快性射乳反射(D-MER)とは

授乳が気持ち悪い?! 不快性射乳反射とは

私は完全母乳で長男も次男も育てていましたが、授乳が苦痛でした。

よく授乳は幸せな気持ちでいっぱいと聞きますが、私はまさに正反対。

授乳するとものすごく気持ち悪くなりました。
一時的なものかと思いましたが、その気持ち悪さは授乳のたびに訪れました。

授乳中も気分が沈むし、授乳をしなきゃと思うだけでとっても暗い気持ちになる。

この気持ちはなんだろう?
私には赤ちゃんへの愛情がないのだろうか。。。?

と悩みました。

結果、不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)であることが分かりました。
不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)とはホルモンの変化によって引き起こされる症状です。

気持ち悪さは改善されませんでしたが、自分のせいではないことが分かり心が楽になりました。

 

  • 授乳すると気持ち悪い
  • 授乳中暗い気持ちのなる
  • これは赤ちゃんを愛していない証拠?
  • 授乳が不快なんて母親失格?

など母乳育児をしながら授乳中の気持ち悪さに悩むママに読んでもらいたいです。

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授乳が気持ち悪い?原因は何?

赤ちゃんとママ

私は、授乳をするとなぜかとても気持ち悪くなりました。

いつも授乳中は暗い気持ちになり、不快な気持ちでいっぱい。

ネガティブなことばかり考えて、時には吐き気があることも。

授乳中だけでなく、授乳をしなきゃと思うだけでものすごく嫌な気持ちになります。
赤ちゃんが泣いたり、胸が張るだけでとても暗い気持ちになりました。

周りのママ友達に聞いても、誰にもこの気持ちは分かってもらえませんでした。
助産師さんに相談しても「貧血なんじゃない?」「疲れているからじゃない?」などとの返答で、はっきりした原因が分かりませんでした。

しかし、よく寝れた日も、たくさん食べた日も体調はいいのに授乳は気持ち悪い。
なぜかすごく憂鬱な気分になる日々。
長男のときも次男のときも授乳が苦痛で仕方ありませんでした。

そしてやっと原因が不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)であると分かりました。

不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)とは

不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)は、ホルモンの変化によって授乳が気持ち悪く感じてしまう現象です。
ママの病気や鬱などではなく、生理的に起こってしまうことです。
重大な病気の前兆ではないし、悪化することもないので心配しないでください。

不快性射乳反射(D-MER)は、プロラクチンが上昇することで脳内のドーパミン値が下がることで起こる現象です。
授乳する際に、母乳を作るホルモンである「プロラクチン」の血中濃度が上がります。
すると、快感を伝達する神経「ドーパミン」の値が下がり不快な感情を抱いてしまうというのです。

不快性射乳反射(D-MER)の主な症状
  • 不安感
  • イライラ
  • 焦り
  • 不快感
  • 吐き気
  • 睡魔
  • 喉の乾き

不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)による授乳時の不快感をなくす対策

授乳が気持ち悪いのなら母乳育児にこだわらずミルクを足してしまえば良いのだけど、

せっかく母乳が出るんだから母乳をあげたい!

と強く思いました。

少しでも不快な気持ちをなくすためにいろいろなことを試してみました。
私が試して効果的だったことを紹介してきます。

スマホやテレビを見る

本来スマホやテレビを見るのは授乳中は良くない行動ですが、不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)対策には1番効果がありました。

ネガティブな気持ちにならないためにも何も考えないことが大事。

Twitterを見たり、いろんな人のブログを読んだり動画を見たり、とにかく気を紛らわせました。
夢中になってネットを見てれば、苦痛だった授乳の時間もあっという間に感じます!

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水分をたくさんとる

母乳の約90%は水分からできて、赤ちゃんは1日に1,000ml以上の母乳を飲むことがあります。
ママは赤ちゃんのお世話や家事に忙しく水分を摂るのを忘れがち。

水分不足はめまいや吐き気や頭痛などの症状を引き起こします。

ただでさえ水分不足は体調不良の原因!
不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)の症状を悪化させてしまう可能性も。

普段より意識して水分を摂りましょう!!

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楽しいことを考える

ついつい暗いことを考えてしまう授乳時間。
旅行の予定や週末の予定など明るいことを考えて気分を紛らわせました。

とにかく気を紛らわせるのが大事です!!

「授乳が終わったらチョコレートを食べよう」などのご褒美を与えるのも効果的です。

ミルクをあげる

「もうどうしても無理!」と思うときはミルクに頼りましょう!!
ミルクも母乳に近い栄養を摂ることができて、ミルク育児に変更しても何も問題ありません。

授乳でイライラしてストレスが溜まりすぎるなら、ミルク育児に切り替えることをオススメします。
私もほとんど使いませんでしたが、いつでもミルクに切り替えられるようにミルクを常備していました。

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授乳が不快でも自分を責めないでほしい

私自身何度も

授乳が不快なんておかしいんじゃないのか
なんで幸せな気持ちになれないんだろう

と思い悩みました。

新生児を過ぎれば症状がなくなる人、生後3ヶ月を過ぎれば症状がなくなる人など終わるのは人それぞれのようですが、私は断乳するまでずっと続きました。

授乳は気持ち悪くて毎回辛かったですが、不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)だから仕方ないと思うことで少し気持ちが楽になれました。

原因が分かることで自分の体質だと受け止めることができました!

授乳が不快なのはホルモンのせいだから仕方のないことです。
愛情不足でも赤ちゃんを愛していないからでもありません。
どうか自分を責めないでください。
ミルクでも子どもは育つし、いつでもミルク育児に切り替えても問題ないです!

ママが笑顔で過ごせることが、結果的に赤ちゃんの幸せにもつながります。

不快性射乳反射(D-MER・ディーマー)で悩むママが1人でも減りますように。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。